西芝一幸
おいしい体験教室いただきます代表
Kazuyuki Nishishiba
代表メッセージ
はじめまして。いただきますの西芝です。
パンダ飼育数が日本一の和歌山県生まれです。
梅干しとみかんはもちろん有名ですが、黒潮の潮風が最高に気持ち良い風土が一番の自慢です。
僕は日本料理専門家としての活動の中で料理教室運営に一番の主軸を置いています。
その理由はたった一つで皆様と共に学び、お互いの成長を実感出来る瞬間こそが人生最高の僕の喜びだからです。
なんて大げさな!とよく言われますが。
きっと僕のレッスンを過去に受講した方であれば必ず納得していただけると自負しています。
この想いは開校当初のホームページにも記載していて(緊張しながら慣れないキーボードを打った記憶があります)
今後も変わることがない僕のまっすぐな志です。
料理は学ぶと10倍速!が僕の決めゼリフですが、正しい知識をプロから学ぶと
料理は圧倒的に上達が早くなり、しかも格段に手際もよくなり味付け上手になります。
でも和食を学ぶとなると難しそう、敷居が高そう、料理をしたことがないから苦手で和食はちょっと。。
ぜひ!このイメージの方にこそお越しいただきたいのです。
和食という名称が難しそうですね。ではこう考えてはいかがでしょうか。
「わ!食べたい!」が和食。これがいただきます流の和食の捉え方です。
和食への好奇心を満たす体験をたっぷり味わって頂くことを心がけています。
料理を見た瞬間に「おいしそう!食べたい」ここですここ。
おいしさの理由には幅があって味付けだけではなく、盛り付けや火加減、調理器具の使い方などの
普遍的な調理理論を正しい知識として知っているかどうかで決まってきます。
活字で見ると難しそうですが片目でケンケン、何も心配いりません!
なぜなら僕は難しいとされる和食の本質をおいしい言葉と数字に落とし込むプロだからです。
というより大好きなんですね、このお仕事が。初回のレッスンできっとその想いが伝わると思います。
教室で実際に目の前で作り、プロの所作を直視することでレシピ本よりも理解しやすく、
さらに料理の「最終的な味」を自分でしっかりと確かめることが教室で現地で学ぶ一番の利点です。
料理教室では徹底的に「おいしい味の着地点」を確実に記憶できるのでこれが自分の自信になります。
当教室のレッスンの特徴は必ずテンションマックスになってレッスンが終わります。
早く真似して作りたい!次回のレッスンも楽しみ。きっとここで上手になれる。
「自宅で作って自分の料理に感動しました。私って天才かも知れません!」
僕はこのセリフを何百回と聞いてきました。それは僕への最大のプレゼントですよね。
楽しみながら料理上手になるすべての環境要因を作るのが僕の最も得意とするところです。
皆様と一緒に私も学び、成長していける教室を目指しています。
お会いできますことを心から楽しみにしております。
(2024年末から2025年度にかけて新しい場所で開催できるよう現在検討しています。)
創業の経緯
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、南紀白浜、石川加賀地方のホテルで懐石料理を修行。
その後、韓国ソウル「グランドハイアットホテル」日本料理部門のスーシェフとして勤務する。
帰国後上京し、以前より人に何かを伝える事が好きだったためプロの料理講師になることを決意。料理学校に転職。
そこで日本を代表する和洋中の料理長の直接技術指導やレシピ提供、調理場研修など得難い経験を積む。
「日本料理専門教室いただきます」として創業し、年間コースを通して専門分野である日本料理の型を
体系的に学べるカリキュラムで10年以上に渡り指導する。
2022年から「おいしい体験教室いただきます」と改名し、教室レッスンだけでなく、
活動拠点を変えながら発見や感動を大切にした食卓での笑顔を広げるプロジェクトを進行中。
料理のモットーは「繊細かつ大胆に!」
~いただきますのストーリーはお菓子から~
僕が小学校時代にバレンタインデーのお返しとして、母と一緒にクッキーを作ったのが初めての料理体験でした。
小麦粉に卵や砂糖を加えて生地にして、生地にココアを入れてマーブル模様やアイスボックス型など。。
それを綿棒や型で伸ばしたり整形して最終的にオーブンで焼き上げるといった遊園地のような感覚がたまらなく楽しかったのです。
何よりも一番うれしかったのは食べた相手が「おいしい!」と言ってくれたこと。この一言で僕の未来が決まってしまいました。
専門分野の日本料理に関してのきっかけとなる思い出は、こちらも小学校時代に和歌山県高野山で食べた「胡麻豆腐」に感銘を受け、
そこで料理について初めて意識したのを記憶しています。ちょっと幼少期には「胡麻豆腐」は渋すぎるとも思いますが。
あとは中学時代家庭科の授業で担当の先生から「西芝くん、将来料理人になりたいなら来週の調理実習の献立を考えて、
さらに講師として進行役もしてくれ!」と、とてもユニークな依頼をされたのも忘れられない思い出です。
当時14歳の僕にとって、この難関な提案がとても嬉しく、それが現在の仕事の原点にもなっています。
ちなみにその時の献立は「青椒肉絲」でした。中国料理。こちらもなかなか渋い。
毎年地元の中学校で特別授業として「将来について」というテーマでお話をする機会を頂いていますが、年に一度僕が14歳の
心境にタイムスリップできる大変貴重な時間となっています。ただし時間を遡るのは相当な労力が必要で毎回逃げ出したくなり
ますが、自分の原点回帰として成長のきっかけとするためにも前向きに取り組んでいます。
おいしい体験が皆様の心と体の健康につながり、明日を迎える希望になることを願っています。