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西芝一幸

おいしい体験教室いただきます代表​

Kazuyuki Nishishiba

和歌山県生まれ。
大阪辻調理師専門学校を卒業後、南紀白浜や石川県加賀で懐石料理を学ぶ。海外の韓国ソウル「グランドハイアット」日本料理部門の

スーシェフを務め帰国後上京し料理の幅を広げる。以前より人に何かを伝える事が好きだったために講師になることを決意し料理学校に転職。

そこで日本を代表する和洋中の料理長の直接技術指導やレシピ提供、調理場研修など得難い経験を積む。

「日本料理教室いただきます」として起業し、年間コースを通して専門分野である日本料理の型を基本としたカリキュラムで受講生を10年以上に渡り指導する。​​2022年から教室名を「おいしい体験教室いただきます」と変更し、教室でのレッスンだけでなく、おいしさを体感できるプロジェクトを進行中。料理のモットーは「繊細かつ大胆に!」

~いただきますのストーリーはお菓子から~

僕が小学校時代にバレンタインデーのお返しとして、母と一緒にクッキーを作ったのが初めての料理体験でした。

小麦粉に卵や砂糖を加えて生地にして、変化球として半分の生地にココアを入れてマーブル模様やアイスボックス型など。。

それを綿棒や型で伸ばしたり整形して最終的にオーブンで焼き上げるといった遊園地のような感覚がたまらなく楽しかったのです。

何よりも一番うれしかったのは食べた相手が「おいしい」と言ってくれたこと。この一言で僕の未来が決まってしまいました。

専門分野の日本料理に関しての思い出は、こちらも小学校時代に高野山で食べた「胡麻豆腐」に感銘を受けそこで料理について

初めて意識し始めたのが記憶に残っています。ちょっと幼少期には「胡麻豆腐」は渋すぎるとも思いますが。

あとは中学時代家庭科の授業で担当の先生から「西芝くん、将来料理人になりたいなら来週の調理実習の献立を考えて、

さらに講師として進行役もしてくれ!」と、とてもユニークな依頼をされたのも良い思い出です。

当時14歳の僕には先生からのこのハイレベルな提案がたまらなく嬉しく、それが現在の仕事にもつながっているのが驚きです。

言葉の力はすごいですね。ちなみにその時の献立は「青椒肉絲」でした。こちらもなかなか渋いです。

毎年地元の中学校で特別授業として「将来について」というテーマでお話をする機会を頂いていますが、年に一度僕が14歳の

心境にタイムスリップできる大変貴重な時間となっています。ただし時間を遡るのは相当な労力が必要で毎回逃げ出したくなり

ますが、自分の原点回帰として成長のきっかけとするためにも前向きに取り組んでいます。

食に関する仕事は目的によって多種多様に存在しますが、最終的に皆様に笑顔で喜ばれることがおいしい体験となるような事業を

展開していきます。

 

 

​書籍

Meet Cooking Greeting

家庭でつくる和食教本
いただきます代表 西芝初の著書。
料理教室の教科書

レシピはもちろん、おいしさ以上の料理が学べます。
知りたい知識が順序よく丁寧に記載されているので、

これから料理を始める方に最適の一冊です。

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